チワワの起源
チワワは北アメリカ原産の小型種です。 コロンブスが現在のキューバで「吠えない小さな犬を発見した」とスペイン国王に報告していたのが、このテチチだと考えられています。 テチチの骨がメキシコ先住民の墓から人骨と一緒に発掘されています。テチチは宗教的なまつりごとに使われていようです。 19世紀なかばになると、アメリカ人がメキシコのチワワ市から基礎犬を連れ帰り、この街の名が犬種名の由来になりました。チワワの改良の経過には不明な点も多く、中国原産の無毛の小型犬が関与しているとの説もあるようですが、定かではありません。 チワワへの改良固定チワワはすべての犬種の中で最も小さく、セントバーナードの100分の1、手のひらに乗るものもありますが、理想は1〜2kgとされています。
テチチは長毛だったそうですが、現在のチワワにはスムース(短毛)とロング(長毛)の2タイプがあります。
コロンブスは「吠えない犬」と報告しましたが、現在のチワワはよく吠えます。 チワワの人気日本では1970年代より飼育されるようになり、2006年のジャパンケネルクラブの登録頭数は約8万6千頭とダックスフントに次ぐ2位という人気になっています。特にロングコートは若い女性に人気が高いのです。 このチワワブームに拍車をかけたのが、アイフルのCMです。チワワのくぅーちゃんが登場し、その愛くるしさで大人気になりました。 チワワの外見*
身体の大きさは概して小さいですが、均一ではありません。毛色も多種多様です。多くの国のケネルクラブでは「体重6ポンド(約2.7kg)以上はショードッグとして失格」としか規定されていません。 鼻吻はやや詰まっており、大きな瞳は毛色と同様黒や茶褐色等様々な色が認められます。耳は頭部に対して大きく、僅かに外側へ反ったたち耳。短毛種のスムースコートにパピヨンやポメラニアンを交配して作られた長毛種のロングコートがあります。 またチワワならではの特徴としてはアップルドームと呼ばれる額が挙げられます。その名の通り、リンゴのような丸みを帯びた形に由来するものです。 チワワの特性・飼育上の注意*チワワは、献身性と個性を持っており、それが重んじられます。機敏で知性があり、自立心旺盛な反面、飼い主の家族に対しては深い愛情をそそぎます。日本の小さな家や部屋で飼うには最適の犬種であり、近年は若い女性に人気が高いです。比較的長寿傾向にあり15年かそれ以上の長いつきあいを可能とします。しかし体格が小さく身体的に脆弱な為、細心の注意が必要です。 幼少時に甘やかし社会性涵養を怠ると「人や犬が怖くていつも震えている犬」あるいは気に入らぬ事があればすぐに唸って噛み付くような「小さな暴君」になり得ます。ただしチワワに噛まれても大事に至ることは少ないですが…。 小さいからと放任する事なく正しいしつけを行えば良きペット、愛らしい家族になります。前述の通りチワワは体が小さい恒温動物なので、寒さに弱いです。それ故、チワワの健康のためには冬季の外出時に衣服の着用が推奨されます。 多くのチワワは彼らの愛情を1人の人間に集中させる傾向があり、誰にでも愛想良く振る舞う性質でない事が多いようです。反面、主人の他の人との人間関係や他の犬を可愛がる事にやきもちをやくケースも見受けられます。 また大部分のチワワは非常に大胆で勇敢な面があります。超小型犬という体格ながら、より大きな動物(大型犬など)にも臆せずに対峙します。またその小ささから猛禽類(鷹、鳶)やフクロウなど)等狩猟好きな動物に、獲物の小動物(リスやウサギなど)と混同されてしまう事があります。チワワの、特に仔犬を管理なしで屋外に放すことは極めて危険です。 多くのチワワは野外探検を楽しみます。チワワは同種に対する忠誠心を持っているため、他の犬種以上にチワワどうしの親交を好む可能性が高いです。基本的に住宅用ペットであるという評判にかかわらず、チワワは非常に好奇心が強く、屋外(例えば公園やハイキングコース)の光景と臭いを調査して楽しむことが多いです。豊富な運動量が必要な犬ではないものの、他の犬種同様に毎日の適宜な散歩は必須です。 チワワの健康*
チワワは、分娩、デンタルケアの分野で、獣医師のアドバイスを必要とします。まれに神経病学的に劣性の遺伝子を持つもの、例えば発作疾患や膝蓋骨脱臼の傾向があります。また、眼の感染症に敏感で弱いことが知られています。 先天性の泉門開存や関節異常などの骨格異常も多く見られます。交配に際し、大きさやカラーなどの見た目にわかる希少価値(高額取引対象)が優先され、健康面などはあまり考慮されていないのが現状です。 *印の項の出展:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 |